R2.2月 横須賀市 エコキュート交換工事【三菱製 SRT-S374Aセット】
2020-02-15
DATA
- 設備
- エコキュート
- メーカー
- 三菱
ダイキン製エコキュートから三菱製エコキュートへの交換工事
使用機種
- 三菱製 タンクユニット SRT-ST374A
- 三菱製 ヒートポンプユニット SRT-MU454-SA
- 三菱製 リモコンセット RMCB-D4SE
- 三菱製 脚部カバー GT-L460A
今回はダイキン製のエコキュートから三菱製のエコキュートへの交換工事をご紹介します。
まず既存のエコキュートを撤去します。
既存のタンクユニットはダイキン製のTU30CSVでした。
※タンクユニット : ヒートポンプで沸かしたお湯をためておくタンクのことを言います。室内外兼用で形としては、角型、薄型、コンパクトタイプに分かれています。
次に循環アダプター・循環ホースと室内リモコンを交換していきます。
既存の循環アダプターを撤去し、新しい循環アダプターと循環ホースを設置します。
※循環アダプター : 浴槽のお湯が出たり、吸い込んだりする部分です。アダプターにはオート用とフルオート用と大きく分けて2種類あり、タンクとの接続が2本か1本なのかの違いの他、ホットアワーなど特殊機能対応の部材があります。
※循環ホース : 往きと戻りの2本1セットになっています。架橋ポリエチレンのφ10や銅管、ハイブリットホースなどで配管されていることが多い。
リモコンの作業前がこちらです。
台所リモコン 浴室リモコン
こちらが作業後のリモコンです。
台所リモコン 浴室リモコン
次に、給排水管の切回しをして、エコキュート本体を設置し接続します。
※切回し : 排水や給水もしくは給湯管を器具に接続する為に、既存の管路のいづれかの場所から様々な部材を様々な判断の元、分岐もしくは延長する工事のことを言います。
給排水管に断熱材をして化粧テープでしっかりと巻き、エコキュート本体もケミカルアンカーで固定します。
※断熱材 : 給水、給湯、循環など、ほとんどすべての露出部分に使用します。断熱による『凍結防止、温度の低下防止、劣化防止』のために使用します。
※化粧テープ : 断熱材はそのままだと耐候性が極めて低いため、上から化粧の意味も含め巻きます。
※ケミカルアンカー : 下穴を開けて、接着剤のような2液性『ケミカル』を注入し、当社ではエコキュートの工事時は14㎜の下穴に、ケミカル注入後アンカー芯(ステンレス製4分)を差し込みます。10分で猛烈な強度で固まります。
脚部カバーを設置し、試運転をしたらエコキュート交換工事は完了です。
※脚部カバー : タンクの足元下部の配管接続部をカバーする部材のことを言います。希望がない場合は基本的に設置します。